産業廃棄物を原料としたRPF(固形燃料)を製造・販売。日本ウエスト東海は日本ウエストグループです。

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2021年 年頭のご挨拶

2021年1月6日

 令和3年1月5日、日本ウエスト統括本部にて行われました、当社グループ代表
 による年頭挨拶を下記の通りお知らせいたします。
 ※尚、新型コロナウイルス感染症対策として、密を回避し web 上で全社員に
  向け配信実施しております。

 新年あけましておめでとうございます。
 令和3年の新春を迎え、謹んでお慶び申し上げます。
 皆様におかれましては、新型コロナウイルスの影響で、例年より「静かなお正月」を過ごされ新たな気持ちで新年のスタートを迎えられたことと存じます。
 昨年は、新型コロナウイルスの影響で全ての活動が停滞し社会全体が混乱した、アッという間の一年でした。今年は全世界でワクチン接種が開始されて一日も早く新型コロナ感染が収束し、なによりも楽しみにしている東京五輪が無事に開催されることを願っております。また、日常生活ではマスクの着用、三密の回避、ソーシャルディスタンス、テレワーク、ステイホームなど新たな生活スタイルを恒常化し、新型コロナ禍に打ち勝つ必要があります。
 この渦中において、新型コロナ感染対策と同様に地球にとって大変重要な問題、異常気象の原因である「地球温暖化などの気候変動防止対策」も待ったなしで取り組んで行かなければなりません。政府は2050年までにGHG(温室効果ガス)排出を実質ゼロにする、「2050年カーボンニュートラル」脱炭素社会の実現を宣言し、法制化も検討されています。今年は、まさしく脱炭素元年の幕開けです。私たちが普段使っている自動車は、純ガソリン車の販売禁止を国が2030年半ばをめどに、東京都をはじめ複数の都道府県でも国の発表より5年前倒しで行う方針を示しました。これから私たちの車両も、HV車やEV車に急速に変わっていきます。
 また、GHG排出量の四割を占める電力などエネルギー関連では、排出量が大きい「非効率石炭火力発電のフェードアウト」の指針が発表されました。これは、大規模売電事業者だけでなく、自家発電設備を有している鉄鋼・化学・製紙・セメントなどの事業者も同様に求められています。今後、私たちのRPFの納入先である石炭混焼の自家発電設備では、石炭の使用量を減らすために省エネ法で定められている副生物としてRPFの使用料を増し、発電効率を高める取り組みがなされると思われます。
 また、新たな発電設備として、バイオマス発電などの石炭火力発電施設以外を検討する動きが増え、石炭と比較してCO2排出量が少ないRPFのニーズが高まってまいります。当社では、さらなる増産に向け、京都第二工場のリニューアルと再稼働、そして川越市芳野台に川越テックの第二工場の建設を開始いたします。東海工場は、RPF、フラフ、木チップ、グループ唯一の三種の生産工場として、全てのニーズが高まることを前提に増設、改修計画を早急に決定してまいります。もちろん私たちが使用している電源も、太陽光発電や電力会社から購入する再生可能エネルギーで賄っていく計画です。
 RPFの原料である廃プラスチックなどについて、バーゼル法の省令改正により、本年1月1日からリサイクルに適さない汚れた廃プラスチックの輸出入が規制対象に追加されました。それと同時に中国では、廃プラスチックを含む固形廃棄物の輸入が完全禁止となります。これらにより使用済みプラスチックの国内での適正なリサイクルがより一層求められることになります。
 また、国内では、環境省の諮問会議である「プラスチック資源循環戦略会議」におきまして、再生素材やバイオプラスチック、代替素材の利用促進、そして家庭系・事業系のプラスチック類の一括回収などの指針が示されています。プラスチック資源の円滑な回収・リサイクルの拡大へと高度化が求められています。
 廃プラスチックは、海洋汚染問題などに端を発し、様々な業界で再資源化が研究開発されており、近い将来、リサイクルの手法は劇的に変化していくと思われます。サーマルリサイクル、そしてマテリアルリサイクル、ケミカルリサイクルがあり、今後有望視されているケミカルリサイクルは、熱分解により油やモノマーに戻し、またガス化により水素やアンモニアに転換いたします。2050年カーボンニュートラルの実現に向け、廃プラスチックは大切な資源であり原料です。RPFをはじめ今後生まれる様々な再資源化の方法により、廃プラ争奪戦が繰り広げられると思われます。
 振り返りますと、RPFの生産を始めた20年前は、再資源化に関する法律も制定されておらず、廃棄物のリサイクルは形だけで普及していませんでした。そこで私たちは、社会生活や生産活動で最も必要不可欠な「電気や石油」などのエネルギーに廃棄物をリサイクルすることを目指しました。当時、セメント業界もプラやタイヤのエネルギー利用をしていましたが、あくまでも廃棄物処理として扱われており、製品としての価値は非常に低いものでした。その様な時に製紙会社から、「プラと紙くずと木くずを砕いて固めたものを有価で買い取り、石炭や石油の代替えに発電用燃料として使いたい」という話がありました。当初は半信半疑でしたが今では、年間140万トン以上流通する市場になりました。
 しかし、脱炭素社会が猛スピードで進む中、プラスチックのリサイクルも変化していくものと思われます。私たちは、企業当初の原点に立ち返る「原点回帰」の精神で、お客様の廃棄物に関するすべてのご要望や諸問題を、ネットワークや自慢の機動力で応え解決し、お客様から信頼いただくことが重要となってまいります。そのお預かりした資源をRPFはじめ、脱炭素社会に則したリサイクル方法で有効活用してまいります。
 当社グループには、ベトナムからプラントメンテナンス作業での外国人技能実習生が8名、就労ビザで2名頑張って活躍してくれています。今年の1月8日には、あらたに「RPF製造職種」が省令改定により追加されます。これにより、RPF製造作業として実習生を受け入れすることができ、工場内での作業の充実と、技能実習により習得した技術を活用し、実習生の母国でのプラスチック資源のリサイクルや新たなエネルギー源の確保に貢献する事になります。是非、実習生にRPF製造のノウハウを伝授し、海外展開してまいりたいと思います。
 本年も、全国のお客様が、廃棄物のリサイクル、そしてRPFの安定供給に対して期待をされています。また、近い将来、カーボンゼロ、再生エネを征するものが世界を征する時代が来るとも言われています。私たちは、そのご期待と使命に応え、社会に貢献する会社を築いてまいりたいと思います。
 今年の干支は、「辛丑(かのとうし)」、耐えた後芽が出るという、再出発の年です。コロナの収束を願い、一致団結し「原点回帰」の精神で邁進いたしたいと存じます。
 本年もどうぞよろしくお願いいたします。
令和三年元旦
日本ウエストグループ
代表 長田和志
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